【第6回】
みなさんこんにちは。株式会社デリセクトの栗又です。
いよいよ完成した2つの商品、コオロギ七味唐辛子と、スナック風コオロギですが、
商品名もコンセプトもバラバラではいけません。
今後もシリーズとしてリリースされていく以上しっかりとしたブランド化を図る必要があります。
「こおろぎ」「コオロギ」「蟋蟀」「KOROGI」「クリケット」「CRICKET」・・・
それこそ「コオロギ」はいろいろな表記があります。
全く異なる名称も考えましたが、それではお客様にコオロギだと認識しにくく、分かりにくい商品になってしまいます。
かといってただの「コオロギシリーズ」では独自性も何もあったもんじゃない。
お客様にわかりやすく、そして独自性のある名称にするには・・・
「コオロギ」をローマ字変換すると「KOROGI」だよね。
じゃ、「K」から「C」に変えたらどうだろう。
COROGI?あ、なんかかわいいかも。
C O R O G I シリーズ?
「コオロギ」と無理なく読め、且つありそうでないスペル。
COROGI!これでいこう!プロジェクトチームメンバー全会一致で決まった瞬間でした。
デザイナーさんに説明し、商品のラベルを試行錯誤しなが製作、2つのメーカー様へ展開し、
そして完成したのが、「COROGI 七味唐辛子」と「COROGI SNACK」です。
完成した時、プロジェクトチーム全員が涙しました。ついに完成!
精密部品の中小企業が新たなビジネスである食用コオロギの商品を完成させたのです。
食用コオロギを日本に普及させていくためのまだほんの一歩ではありますが、着実に前に進めているのは確かです。
小さな一歩ではありますが、5年後10年後に笑って話が出来る立ち上げ秘話になったらいいよね。
そんなことを思いながら進めた意義ある第一歩でした。
次回
新たなラインアップ、COROGI、花林糖、COROGI PASTAの立ち上げについてお話したいと思います。
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